株式会社hide kasuga 1896は三井化学株式会社の協力のもと、三井化学グループ製のバイオマス樹脂「Prasus®」を適用したオールバイオ複合材「TRANSWOOD® with Prasus®」製の建材を開発。「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の「EXPO ナショナルデーホール」(基本設計:安井・ 平田晃久設計共同企業体)の床材に三井化学株式会社の協賛により採用が決定しました。
■TRANSWOOD® with Prasus®
100年循環するオールバイオ複合材
TRANSWOOD®は春日秀之(工学博士)が“100年持続する素材”をコンセプトに配合設計した環境調和型素材ブランドです。間伐材の木粉やCMF(セルロースマイクロファイバー) など “木由来の素材” と廃食用油等から作られるマスバランス方式のバイオマス樹脂[Prasus®]を配合した複合材[トランス ウッド]は製造過程でのCO2排出量とプラスチック使用量を削減でき、リサイクル可能な素材です。
■Prasus®
GHG 排出量を約60%削減*可能なマスバランス方式によるバイオマス樹脂
三井化学グループのプライムポリマー社が製造するPrasus®は石油由来樹脂に比べてGHG(温室効果ガ ス)排出量が約60%削減でき、国内製造・安定供給可能なマスバランス方式によるバイオマス樹脂ブラ ンドです。ISCC PLUS認証取得でトレーサビリティを担保しています。
*マスバランス方式により割り当てられたバイオマス由来の炭素量から算出したCO2量を、その製品のCO2吸収量として算出